リンガハウススタッフ
大学合格体験記
Vol.15 下出さん
東京外国語大学
国際社会学部 ポーランド語専攻
志望を決めるに至ったきっかけ
姉が以前東京外国語大学に通っており「外語祭」と呼ばれる外大の学園祭にも何度か行ったことがあったため、高校進学後から常に選択肢の一つとして意識はしていました。
幼い頃から実家でホームステイの受け入れなどをしており海外の方と関わることが多かったため海外に興味を持っていました。
しかし中学2年から高校1年の間はコロナ禍で海外に行くことが許されない状況だったこともあり心理学に興味を持ち他大学を志望していました。高校2年の後期に親友が1か月ほどホームステイの受け入れをしており、彼女との交流をきっかけに海外への興味が再燃しました。
心理学を学びたいという思いもあったのですが、外大でも心理学は研究できるという姉の言葉に背中を押され、志望校を東京外国語大学に決めました。
勉強方法と使用した教材
- 鉄緑会 東大英単語熟語鉄壁
東京大学を志望していた友達から教えてもらい、高校3年の11月ごろから始めました。
単語を覚えることは読む速さや聞いて理解する速さに直結するので、毎日の勉強の休憩時間や通学などの移動時間にひたすらやるようにしていました。
人によって適したやり方は異なると思いますが、1つの例として私のやり方を紹介します。
まず英語→日本語から始める。
1周目:全ての単語の意味を確認する。分からなかったり、すぐに日本語の意味を答えられなかったりしたそれぞれの単語に付箋を貼る。
2周目:付箋が貼ってあるもののみ確認する。(偶数周目は付箋を剥がさない)
3周目:1周目同様全ての単語の意味を確認する。(奇数周目は付箋を貼ったり剥がしたりしてもOK)
以降2〜3周目を付箋が全てなくなるまで繰り返す。その後日本語→英語を同様に行う。
最初は1周当たりの時間も長いので苦しいですが、徐々にゲーム感覚で楽しめるようになって長文を読むスピードも格段に速くなります。 - 外大過去問
過去問は他の塾などが出している問題とは異なり実際に大学が作成したものです。そのため文章の内容や問題の出し方から問題傾向だけでなく、どのような力を測りたいか、どのような人に入学してほしいかを学ぶことができます。解答例を公表していない大学もあるので答えに執着しすぎることは危険ですが、繰り返し解いて時間配分や解答の書き方を身につけましょう。 - アルク 新キムタツの東大リスニング
外大リスニングに似た傾向の教材の1つとして使用しました。音源では2回繰り返して読まれるのですが、2回目に頼ると1回目の聞き方の質が落ちるので毎回1回だけ聞いて問題を解いて解答を確認した後に2回目を文章を追いながら聞くという形で使用していました。 - TED Talks
元々高校1年からたまに趣味として聞いていたのですが、受験期には耳慣らし兼息抜きとして自分のお気に入りを1つ決めて覚えるくらい繰り返し聞いていました。 - TOEIC Speaking & Writing公式テストの解説と練習問題
外大のスピーキング対策として使用していました。高校の英語の先生に協力をお願いし、自分の回答を録音しその都度アドバイスをいただいていました。
受験当日について
共通テスト・二次試験ともにいつも通り過ごすことが重要です。
ただ当日はやはり緊張するものなので無理に緊張を緩和する必要はないのかなと思います。
私は緊張して朝食が喉を通らなかったので、昼食に加えておにぎりなどの軽食も持っていきました。
最後に
特に直前期は健康が第一です。睡眠時間や食事時間、運動を削ると免疫が低下して風邪を引きやすくなるので、無駄と切り捨てるのではなく勉強の効率を上げるために規則正しい生活をしましょう。