第6回 「英語の学習方法」

英語の勉強方法について

 

WHYからHOWへ

前回まで、英語を勉強する意味、つまり「なぜ(=WHY)英語を勉強するのか」ということについてお話ししてきました。

ここからは、それぞれの方の英語に対するモチベーションを実際の学習においてどう還元するかというHOWの部分について多くお伝えできればと思います。

具体的な学習のコツをどんどん紹介していきます。特に「英語が苦手…」、「英語を勉強してきたけど、ちっとも勉強したくない…」と感じている方は必見です!

 

講師の勉強法をどう各自の学習スタイルに取り入れるか

 

はじめにお伝えしておきたいことがあります。

それは、勉強方法に関して、万人に通用する正解はないということです。

 

今から私がお伝えする勉強法はいわゆる“学習参考書”や学習塾で教えられる勉強法とは異なるかもしれません。私は、幼いころから英会話スクールに通い継続的に英語を勉強してきました。あとは学校の勉強をこなすのみで、特別に受験用の学習塾などを利用した経験はありません。

その代わり、自分で英語にふれる機会を積極的に作る努力をしていました。たとえば中高では海外で行われる研修プログラムに多く参加したり、海外のニュースにも毎日触れるようにしたりしていました。

 

今後の記事ではかなり具体的な勉強法を紹介しますが、それらを盲目的に真似することはおすすめしていません。私がABCニュースを見ていたから、自分もABCニュースを見なきゃと考えるのではなく、「なぜ私がABCニュースを見て、どういう効果があったのか」に注目し、今のご自身の学習スタイルに私の学習法のエッセンスを取り入れるようにしてみてください。

私の英語学習法は汎用性がとても高いです。具体的な学習法について紹介する際は、必ずその学習法の目的や効果を一緒にお伝えするので、各自の学習段階やレベルに合わせて応用していただけます。

 

冒頭でもお伝えした通り、英語がすでに得意な方や難関大学を目指している方よりも、英語に苦手意識を持っている方にこそ参考にしていただきたいです。

 

それでは、英語学習全般に関わるポイントを挙げていきます。

 

英語学習の前提①:英語学習の効果を感じるのには時間がかかる

私は、英語学習に回り道はないと思います。効率の悪い学習を続けるのはナンセンスですが、効率の良い学習とは短期習得を意味しません。短期的な効果ではなく、長期的な目線に立ち、一生ものの英語力を身につけないと意味がありません。

英語学習のバイブルは強いてあげるなら英英辞典であり、学習参考書ではありません。地道に自分のスタイルで英語を習得することで、使える英語力が身につくと思います。

 

私自身もまた英語学習者の一人で、いまだに自分の未熟さを感じることが多々あります。どれだけ勉強しても“完璧”という状態が訪れることはありません。なぜなら、常日頃から親しんでいる日本語でさえ、新しい文章に触れるたびに感動や学びがあるはずだからです。

地道に、着実な学習を続けることが英語を自分のものとして使いこなせるようになるための唯一の道だと確信しています。

 

英語学習の前提②:Learning by Doing 〜実践から学べ!〜

英語学習は地道な作業だからこそ、「実践」が非常に大切になってきます。「外国人と英語で話すのは、英語がもっと上手になってから…」と言う人がいますが、そのような考えは捨ててください!少しでも早く実践に舵を切ることこそが、英語力を自分の理想とするレベルに引き上げるための最大の近道です。

英語学習においては、Input(リーディングとリスニング)とOutput(ライティングとスピーキング)を実践的に組み合わせながら学習を進めることで効果がはじめて期待できます。文法学習や単語習得はあくまで実践的な活動を支えるための道具でしかなく、道具の使い方をマスターするには、実践を繰り返すことに尽きるのです。