第5回 「英語の魅力をより一般的に」

「英語の魅力をより一般的に」

 

英語の魅力は使うことにある

過去4回の連載で、筆者自身の体験に基づいて英語の魅力を紹介してきました。

これまでお伝えしてきたことを集約すると、

“英語の魅力とは、自分の世界を大きく広げてくれることである”

そして、“英語の魅力は、使うことではじめて輝きを見せる”  ということです。

 

英語の魅力と出会うまで

私は、姉妹都市交流・リーダーシップ研修・国際問題に関する議論など、毎回異なるテーマを掲げるプログラムに参加し、ツールとして英語を使ってきました。英語を使うことで、日本語と比べてはるかに活動の幅が広がるのを実感しました。

 

自らの経験から言えるのは、英語の魅力を感じるには、様々なことへのチャレンジ精神や好奇心を持つことが重要だということです。私の場合は、「海外の人とコミュニケーションをとってみたい」という思いから始まり、さらに「世界中で活躍するために必要なリーダーシップについて学びたい」、「国際問題について世界規模で議論してみたい」という気持ちが芽生えました。そのため、必然的に英語を使う機会が増えました。

 

私が英語の魅力に出会うことができたのは、結果的には、リーダーシップから国際問題までカバーする興味関心の広さを持ち、好奇心から生まれた目的を達成するために、ツールとしての英語力を磨きながらどんどん使い込んでいったからだと感じます。

 

学校の勉強にはどんな意味がある?

中高生の皆さんにとって、一般的に英語に触れる機会は今はまだ学校や塾での勉強に限られている場合が多いかもしれません。授業についていくことや試験対策に精一杯で、英語学習の目的を探す余裕など持てないという人もいることでしょう。

 

しかし、英語は非常に汎用性の高い言語であるため、英語に触れる機会はいたるところにあります。あとは、自分がその機会をつかむか見逃すかの違いです。

学校で学ぶ英語も、目的意識と楽しむ気持ちをしっかりと持つことで、学習効果がぐっと高まります。

 

私は、英語は人に強制されて学ぶものではなく、自分自身の意思で自らのために学ぶものだと考えています。

学校や塾での勉強は、皆さんが英語と出会うための準備をさせてくれる場所だと捉えましょう。英語を学び始めてすぐの時期は、将来、英語を使って自分の世界を広げるための投資だと思って、勉強を続けてください。

 

英語への情熱を持続させるには

いったん英語に対する興味関心の気持ちが芽生えても、それをどう持続させるかというのが次に気になるとこだと思います。

結論としては、英語に様々な角度から触れることが重要です。英語に触れるためのチャンネルが一つだけだと、そのチャンネルへの関心が薄れたときに英語への関心も薄れるかもしれません。いろいろなつながりを英語との間に持っておくことが重要だといえます。

英語と触れ合う機会は必ずしも机の上でなければならないというわけではありません。「勉強」だけが「学習」ではないからです。英語を学習するモチベーションになりうるのであれば、海外旅行・洋画鑑賞など、なんでもいいと思います。

英語とのふれあい方は十人十色です。大事なのは、自分に合った英語との接点を決め、興味関心を継続させることです。

 

英語をツールに大空へはばたく

英語は一生もののツールです。私自身、外交官や国際機関の職員といった仕事を志して今も勉強を続けています。中高生の頃から英語を継続的に勉強してきたことで、将来の選択肢が格段と広がってきていることを実感しています。

 

次回以降の連載では、確かな英語力を身に着けるための具体的な学習法を紹介します。いわゆる純ジャパとして自力で英語を学習してきた身として、みなさんの参考になるような内容を目指します。