【英語学習のポイント】 第1回:「の」の話 ① ‘of’ は要らない?

こんにちは!
このブログ「英語学習のポイント」では、リンガハウス教育研究所で日々発見される、日本語母語話者が間違えやすい/理解しづらい英語表現を毎週紹介していきたいと思います。

初回は、「の」の話です。

日本語では、話し言葉でも書き言葉でも、「の」をよく使いますよね。
そんな身近な「の」、皆さんはいつもどのように英訳していますか?

例えば、「テニスの練習」を英語にしてみて下さい。

想定される解答の中で、意味が伝わる合格ラインを超えるのは、以下の2つでしょうか。
① ‘practice of tennis’
② ‘tennis practice’
では、より自然な英語はどちらだと思いますか?

答えは② ‘tennis practice’ です。
実は、「○○の○○」だからといって、常に ‘○○ of ○○’ と訳したらいいわけではありません。

同じように ‘of’ を用いない、他の例も見てみましょう。
「英語の授業」は、 ‘English class’ です。
「音楽のレッスン」は、 ‘music lesson’ です。

このように、日本人には気が付きにくいのですが、「○○の○○」を英語で言う時、「名詞of 名詞」よりも「名詞 名詞」が好まれる場合があるのです。

いかがでしたか。
皆さんの英語の学習の役に立つこと間違いなしの来週の「の」の話もお楽しみに!