プロフィール
大学院生。TOEIC 955点、IELTS Band 7.0。
どこに行ったか
2011年9月より約1年英国・マンチェスターの大学へ行きました。元々英国の言葉や文化、音楽が好きで、そんな英国の大学の中でも、自分が勉強している言語学だけでなく、日本語や日本文化についても学べる大学を選びました。
どんな準備をしたか
大学への留学には、英国の場合「IELTS」というテストで一定のスコアを取得する必要があったので、そのための勉強に一番時間を取りました。また海外のドラマや映画をたくさん見たり、英字新聞や洋書を積極的に読んだり、できるだけたくさん英語に触れる時間を持つようにしていました。
留学で得たもの
語学力や異文化交流はもちろんですが、異国の地で母語ではない言語で日々を過ごす中で、自分の意見や考えを伝え、相手の意見を理解し、またそれに対して意見を述べるという考え方が磨かれたと思います。特に英国は移民の国で様々な背景を持つ人が集まっているので、「なぜ私/相手はそう考えているのか」という視点は非常に重要だと感じました。
その経験が現在にどう活きているか
大学院生として研究を行う中で英語と言うのは切り離せないものなので、まず語学力は大きく寄与していると思います。また留学中に様々な所に訪れる事もあり、そういった造詣を深めた他、計画性や行動力を養う事もできたため、今でも経験の無い事に積極的に挑戦する気持ちを何事に対しても持つ事が出来ていると感じます。
新中学1年生・高校1年生におすすめの勉強法
英語は「勉強」であると同時に「言葉」でもあります。「勉強」ばかりに注目してしまうと、他の科目と異なり外国語で授業が進むため、ますます英語そのものが嫌いになってしまいます。
私のおすすめは音楽や映画といった「言葉」として英語が使われている物にたくさん触れ、その中でどの様な「言葉」が、どの様な「ルール(文法)」で使われているのかということに興味を持つ事です。音楽ならば歌詞がありますし、映画ですと英語の字幕も付いています。その中に学校等で勉強した単語や文法があると、その「言葉」が理解できます。そうやって自分が分かる「言葉」を増やし、音楽や映画だけでなく、英語そのものも好きになってもらえると幸いです。