リンガハウススタッフ 大学受験 合格体験記 ⑥目黒

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大学合格体験記

 

Vol.06 目黒さん

東京外国語大学 国際社会学部 北アメリカ地域専攻(英語専攻)

 

志望を決めるに至ったきっかけ

センター試験後の進路指導担当の先生の助言がきっかけでした。
また、私が受験生の時、アメリカでは大統領選がありました。そこからアメリカ合衆国についてより深く勉強したいと考え、この学部・地域を選びました。
加えて、大学では社会科学の学問を中心的に勉強したかったため、言語そのものの勉強に割く時間を最小限に抑えたいという考えがありました(既習言語である英語は他の言語のようにゼロから学ぶ必要がなく、また、個人的にとても好きな言語でもありました。)

勉強方法(センター試験・二次試験)

小さい頃から続けていた英会話に毎週一時間通ったり、ABCニュースを毎日長時間聞いたり、英字新聞を読んだりしていました。大手学習塾にも通っていましたが、英語に関しては独学で勉強していました。私は、受験英語というものはないと考えています。従って、英語力全般を鍛えることが受験においてもよい成績を叩き出すコツです。

皆さんにお伝えしたいことは次の一言に集約されます。
「英語学習におけるアウトプットを増やそう。」

皆さんは時間があると単語帳を開いて英語と日本語の訳の対応関係をがむしゃらに覚えていませんか。そうした時間が英語学習全般のどの程度の割合を占めていますか?単語帳や学校/塾の授業ではインプット(知識の詰め込み)を行います。英語を勉強するにあたって、重要なのは単語帳や授業で得た知識を実践の場で使う経験を増やすこと(アウトプット)です。留学しなくてもアウトプットの機会は豊富にあります。高校3年生ならば駅で英字新聞を買って毎日読むことをおすすめします。使う教材は人それぞれですが、英語に触れる時間を増やしましょう。その際に問題集より英字新聞などを使う方が効果的だと思います。センター試験の最後の長文を五分以内に読めるように訓練した後、毎日その長文10年分に相当するくらいのリーディングができると理想的です。
(センター試験のレベルも踏まえて)読めないものは聞けませんし、書けません、そしてもちろん話せません。リーディング量を増やすことが英語力全般を鍛えることにつながります。読む際は分からない単語一つ一つで止まるのではなく、文脈の中で予測を交えスピード重視で内容を掴む練習をしましょう。問題で聞かれない限り日本語訳を行う必要はありません。

使った教材

  • ABCニュース(携帯無料アプリ)
  • The Japan Times/The New York Times
  • ライティングに関して。関心のあるテーマについて300words程度のエッセイを書いて、高校のネイティブの先生に添削をしてもらう。

モチベーション維持の方法

「なんのために英語を勉強するか」を考えることが、英語のモチベーションを高く保つためのコツです。英語はみなさんの可能性を大きく広げるツールです。目の前の受験を英語学習の最終目標に設定しないでください。
皆さんは大学で何を勉強したいですか?
皆さんの夢はなんですか?
何をするにも、英語ができる・できないでは大きな差が生まれます。英語ができる人は海外の最新の学術論文を読めます。英語ができると、将来、世界中のどこでも働けます。英語ができると、海外の映画を吹き替えなしで楽しめます。

後輩へのアドバイス

英語は皆さんの可能性を大きくするツールです。そのためには、英語を使って何をするかがより重要になってきます。高校生のうちから日本語でいいので本を読んだり、色々な人の話を聞きに行ったりと、自分の興味関心の幅を広げておきましょう。

 

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