リンガハウススタッフ 大学合格体験記 ⑦ 菅根さん

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大学合格体験記

 

Vol.07 菅根さん

東京外国語大学 言語文化学部 スペイン語専攻

 

志望を決めるに至ったきっかけ

一番は、外語祭と呼ばれる東京外国語大学学園祭の存在だったと思います。自分が進学した時のイメージが頭にあると、勉強のやる気につながると思います。スペイン語を選んだ理由は、高校3年生の春に家族で「志摩スペイン村」というテーマパークに行って、フラメンコの情熱に魅了されたことです。東京外国語大学で何を勉強しようか悩んでいましたが、きっかけは思わぬところにあるものです。

「東京外国語大学 外国人教員・留学生が紹介する外語祭」

「Study abroad life at Tokyo University of foreign studies」

志摩スペイン村

外語祭

勉強方法(センター試験・二次試験)

高校2年生くらいで東京外国語大学一本に絞っていたので、入試で重視されない理系科目は早いうちに切り捨てて英語と世界史に重点を置きました。たいていは他校との併願に備えて数学や理科などの科目にもそれなりのウェイトを置くものですが、私はリスクを負ってこの大事な2科目だけに集中しました。
センター試験対策としては、苦手な数学に時間を割くことを意識しました。自分からはやる気にならないので、授業にしっかり取り組みました。
二次試験対策では、傾向が似ている他大学の赤本を解きつつ、YouTubeで英語の動画を見漁りました。東京外国語大学のリスニング問題はラジオやポッドキャストから採用されるので、生の音に耳を慣らすのに最適です。

使った教材

特別な教材を使わなくても、学校の先生がおっしゃることや提供なさる機会を信じてやってみれば十分だ、というのが私の考えです。と言ってもすべてを鵜吞みにしろ、と言うわけではありません。自分の進路をしっかりと先生に相談して、理解を得られたなと感じたとき、そして先生のアドバイスに100%賛同できたとき、という条件付きです。

モチベーション維持の方法

英語は、息抜きに英語圏の映画や音楽を鑑賞していました。単純に楽しめるのと、いつか翻訳なしでも理解できるようになるぞという動機になりました。
世界史は、友達とクイズを出し合ったり小テストの点数で張り合ったりしていました。シンプルですが、一番やる気が出る方法です。あとは歴史マンガでしょうか。今ではネット上に無料で公開されているものもありますので、ストーリーで覚えたい人にはおススメです。

後輩へのアドバイス

私の受験期は、決して誰でもそのまま応用できるような経験ではありません。先生や親や友達など環境が整っていたことが全てだからです。ここから引き出せる唯一の寓意としては、良い環境に飛び込むこと、もしくは自分でそれを作り出すことです。自分の役に立ちそうと思ったことを全部やってみること、自分から行動を起こして機会を作ってもらうこと。そのためには、きちんといろいろな人と話し合って理解と協力を得ることが欠かせません。

 

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