運営陣
東京外国語大学オープンアカデミー教養講座講師
元駐オーストリア大使、元日中韓三国協力事務局・事務局長
愛媛県愛光高校、一橋大学法学部卒業。
外交官として、ニューヨーク、インドネシア、ドイツ、北京、ホノルルで書記官・公使・総領事として勤務、仙台入国管理局長等を経て、ケニア・オーストリア大使を歴任。その後日中韓三国協力事務局事務局長としてソウルに駐在。
日本と海外との投資・貿易の促進、知的交流・文化交流・人的交流の促進に従事。母校の一橋大学他、韓国高麗大学、延世大学、中国外交学院、コソボ・プリシュチナ大学、ウィーン大学、ナイロビ・ストラスモア大学、慶応大学、青山学院大学、聖学院大学等で、海外事情及び外交政策に関する講演多数。
私は40年に渡り日本の外交官として英語を使って対外折衝を行ってまいりました。その間多くの日本人が、外国語が苦手なために外国で正当な評価が得られていない現実を目の当たりにして参りました。
幸い、最近は若い人たちが英語でプレゼンをしていたり、我が孫娘がネイティブに近い発音を身につけて英語教材に取り組んでいたりするのを見て、この島国日本でもようやく堂々と海を越えて国際社会に出て行ける人材が本格的に育ち始めたと感じています。
リンガハウス教育研究所においては、東京外国語大学出身の言語学者・国費留学生・博士号を取得した若手研究者が、日本語と他言語を比較し、外国語教育・翻訳研究を重ねると共に、そのような貴重な人材の指導により英語を始めとする外国語を学ぶ機会を皆様に提供する、という事業を行っております。
年少者の外国語教育については様々な意見がありますが、ヨーロッパを始め多くの国々では子供の頃から2つ以上の言語を学ぶのが当たり前、特に相手に理解してもらえるような正しい発音やイントネーションを身につけるためには小学校低学年から学びをスタートすることが不可欠、というのが私の意見です。もちろん、社会人の皆様の外国語能力向上のお手伝いをするのもリンガハウスの重要な使命です。その際、リンガハウスでは個別指導により、一人一人のニーズに応じた指導を行うことを旨としております。
このような趣旨にご賛同いただき、多くの皆様がリンガハウスの門を叩いていただけることを願っております。
中小企業診断士
長野県上田高等学校、一橋大学法学部卒業。
三菱信託銀行(当時)にて主に国内融資部門の営業店活動・本部企画、システム情報部門に従事。学校法人、銀行再生組織、ATM管理会社等への出向を経て最終職歴は東京女子大学事務局長。
妻の脳梗塞発症に伴い退職し、自身が高次脳機能障害を抱えることになった高次脳機能障害研究所所長としての妻の研究・出版・講演活動をフォロー中。
時流としての国際交流の活発化・日常化は論を俟たず、リンガハウスのような語学力養成、翻訳通訳・多言語による日本発信の果たす役割は、今後ますます増大していくものと認識しています。
日本という、非欧米圏にて独自の文化を維持しつつ、高等教育までも母語で受けてこられた稀有なる環境に感謝しつつ、地元の長野県や、東京武蔵野地域(吉祥寺・三鷹・武蔵境・調布・府中・国立等)を中心に、日本を多言語で発信するプロジェクトに貢献したいと思います。
(財)日本生産性本部認定キャリア・コンサルタント
長野県上田高等学校、立教大学経済学部卒業。
花王(株)にて情報システム部門・情報革新部長、人材開発部門・人事総務部長、キャリア・カウンセラー等を担当。
定年退職後、実家の信州別所温泉上松や旅館の常務取締役東京営業部部長として首都圏の営業を担当。
会社員時代に経験した人事労務管理やキャリア・カウンセラーの経験を活かし、リンガハウスの「人事労務及び人材開発」を担当しています。また、実家の上松屋旅館の営業部長の経験を活かして、「インバウンド観光の多言語化」「多言語地元発信プロジェクト」のコンサルタントも担当しております。
これからの日本は、インバウンド需要がますます増え、「ホテル・旅館・鉄道・バス・タクシー・小売業・通訳案内士」等の観光サービス業、「外国人のための医療サービス」での「おもてなし」が重要になってきています。リンガハウスの強みは、「多言語翻訳通訳・異文化理解」の面で、こうした「おもてなし」をIT技術を活用して、きめ細かくサポートできることです。
リンガハウスでは、特に、理事長・理事の出身地である愛媛県と長野県のインバウンドをサポートしたいと思います。皆さまとご一緒に日本の多言語化・多文化対応に貢献していきたいと思います。