大学受験合格体験談 ③原田

【はじめに】

私の通っている東京外国語大学の入学試験は、配点が大きく英語に偏っています。その割合は約6割(850点中500点)と、他のどの大学よりも高いと言えるでしょう。よって外大を第一志望に決めた高校2年生の頃から私は勉強時間の約4割を英語に費やしました。その前提のもと、私が受験生時代にどのような勉強をしていたかについて書かせていただこうと思います。

【英語の勉強法】

高校1、2年生の頃は高校の授業だけで英語を勉強していました。大量の宿題をこなし、文法の参考書を家で解いていました。文法問題の対策は、桐原書店の「文法・語法1000」がおすすめです。受験本番までにこの本を6〜7周したらかなり文法問題に強くなりました。高2の秋からは塾に通い始め、文法中心にセンターから二次試験まで見据えた勉強を基礎から始めました。

3年生になってからは長文演習を増やし、外大レベルの長文を読む訓練を積んでいきました。東大、一橋、慶應、早稲田、上智の問題は各3年分以上こなしました。特に慶應の医学部と商学部の過去問は外大対策に通じる所があり、おすすめです。外大の過去問は、90年代のものまでを少しずつ解いていました。難しいので、春は一年分を力試しにやってみる程度にして直前期まで取っておき、実力がついてから解くのが良いと思います。また、外大の二次試験を乗り越えるにはリスニングとライティングの対策も欠かせません。リスニングはアルク学参シリーズの「キムタツの東大英語」シリーズ2冊を直前期に使用しました。おそらくこの本はリスニング対策本で最も難しいので、かなり鍛えられると思います。一方ライティングは、英作文の練習を積んだ後に高校のネイティブの先生に見てもらっていました。ライティングの力は演習量にそのまま比例すると言っても過言ではないので、秋頃からは週に1本のペースで書くと良いと思います。

【スケジュールの管理と勉強時間のバランス】

私は3年生の1年間、ほぼ毎日欠かさず予備校の自習室で勉強していました。周囲で知り合いが真剣に勉強している姿に刺激をもらい、朝から晩まで集中出来ました。家で勉強する方が往復の時間もかからず良いと言う人もいますが、私は家だとすぐだらけてしまうので自習室に通う癖をつけられて良かったです。

前述の通り私は勉強時間の半分近くを英語に費やしていましたが、その他の時間は何を勉強していたのかというと、まずは二次試験の科目である世界史の論述対策として、400字論述を解いて学校や予備校の先生に添削してもらっていました。そして残りの時間は全てセンター試験の勉強に捧げました。センターの過去問は追試も含めて10年分以上解き、予備校が出版している本の類似問題も解いていました。過去問は新しい物から順にさかのぼって解いていき、本番直前にもう一度問題傾向を覚えるために新しい年度の問題を2年分解きました。過去問をたくさん解いて抜けている知識をその都度補うようにしていたので、本番のテストでは比較的高得点をとることができ、精神的に余裕が生まれました。外大合格のためにはセンター試験の勉強は決して怠ってはいけないものだったな、と今振り返っても思っています。

【情報収集】

私は外大受験に関する情報を収集するために、予備校で外大生の先輩に勉強法を聞いたり、外大受験に特化した季節講習を受講したりしていました。経験上、インターネットに書いてある対策法や評判にはあまり惑わされずに、直接頼れる先生や先輩に聞くのが一番だと思います。

原田