リンガハウススタッフ 大学受験 合格体験記 ①川村

○勉強方法
私たちはいわゆる「5教科7科目」を勉強する必要があったので、受験勉強は時間との戦いでした。しかし「○時から○時まで英語を勉強する」というスケジュール管理はせず、ONとOFFを切り替えながら勉強していました。
ONの時は苦手科目(数学)や日本史・倫理といった暗記科目の整理をとことんやります。特に日本史と倫理は「ドラゴン桜」のヒストリーツリーという勉強法を取り入れていたので、教科書や過去問から史実を抽出し、ひたすら樹形図を書いていました。ONの時は時間が経つのも忘れて勉強していました。
逆にOFFの時は英単語や日本史一問一答などを、横になったり音楽を聞きながらリラックスして行っていました。その時間は勉強机には向かわず、覚えるものに目を通す感覚で暗記が中心です。ONで作ったヒストリーツリーの内容も、この時間に覚えてました。
これだけ聞くとダラダラ勉強してたようにしか聞こえませんが、要するにONではない時間はほぼ全てOFFだったような気がします。寝る前や通学途中、休憩時間もOFFの時間で、何かにずっと目を通していました。また高校の特別講習や塾の自習時間なども積極的に利用し、ONの時間を増やすように計画立てて勉強していました。

○スケジュール管理・情報収集
上で述べたように、私はキッチリ時間を決めて勉強はしていませんでした。ですのでここでは大学受験までの大まかな流れについてお話しします。
私が本格的に受験勉強を始めたのは、高校3年生になってからでした。私の高校では受験用の倫理の授業は無かったので、時間がかかる日本史・倫理と苦手な数学はすぐに取りかかりました。夏まではその3科目が中心で、夏からはそれに加えて生物や古典、一番得意な英語の勉強を始めました。私の場合11月に1つ入試があったので、そこに合わせる形で国語と英語は調整し、それ以降はその2科目以外の勉強に集中しました。
大学に関する情報は、専ら高校や塾にある情報誌や大学HPで行っていました。大学選びは「地元・国公立・学問」の3点を主軸に選び、大学のネームではなく何を学べるかに注目して大学を選びました。

受験勉強は、あくまで選択肢を広げるために行うものだと思います。大学は勉強する所ですので、大学名だけ見て中身を見ない受験をして、後々する事やしたい事が見つからないという人も多くいます。しかし何かを勉強したくても、そこに入るだけの実力が無いと勉強もできないので、それを避けるためにもしっかり集中して受験勉強に取り組みましょう。

川村