留学体験記 ③菅原

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高校時代は何年生にどちらに留学したのですか?

1年生の3月から2年生の11月末までの9か月間、オーストラリアの姉妹校で交換留学生として学びました。
留学前にどのような英語学習をして準備しましたか?留学時は、英検何級でしたか?

高校1年生は一番必修科目も多く、普段の勉強や部活で精一杯だったので、英語に関しては、アメリカからの留学生と友達になったり、日記をつけたり、発音に関する本や語学番組で勉強をしたり、といった程度の準備しかしませんでした。ただ、今振り返ってみると、英語力は留学中に自然と伸びるので、他の教科の勉強をしっかりしていたことは、その後の大学受験のために良かったと思います。
留学時には、英検3級を持っていました。(中学3年生の時の、必須の団体受験で取得したものです。)

 

留学から得た大きな収穫は何ですか? 大学進学において、どのような効果がありましたか?

大きな収穫は、精神的な成長です。まだ子どもだった高校生の自分は、不器用な反面、新しい環境への適応力や、異なる文化の吸収力は高かったので、たとえば大学で留学するよりも、伸びしろがあったと思います。
また、進学先と就職先を選ぶ「軸」を得たという点や、初めて家族や友達から遠く離れたことで独立心が芽生えたという点でも、少し大人になりました。
留学の経験を通して、「国際的な環境で語学力を更に伸ばしたい」、「将来は海外と繋がる仕事をしたい」と思い、帰国後、東京外語大を志望することに決めました。
受験勉強は、留学中の遅れを取り戻すのが大変でしたが、その分、英語は他の科目をカバーできるくらいのレベルに達していたので、東京外語大は英語の配点が高く、有り難かったです。
学生時代は、アメリカ、イギリス、シンガポール、中国など出身の留学生・研究生とチームを組んで日本人が間違えやすい英語表現の研究をしたり、留学生のチューター(個人指導)を務めたりする機会に恵まれました。
海外からの学生とのコミュニケーションでは、自分が留学生として苦労していた時に友人にしてもらって嬉しかったことを実践しようと心がけていました。

 

現在のお仕事で、英語学習や留学の成果はどのように発揮されていますか?

まず、採用の時に、語学力が評価されたことは確かです。現在、大学の国際部で事務をしていますが、英語の書類を扱う際や海外とのメールのやり取りで困らないのはもちろんのこと、時々行事などの手伝いに派遣される時は、留学生や海外からの来訪者への対応ができる職員として、大学に貢献できていると思います。
新中学1年生、新高校1年生へおすすめする英語学習法を教えてください。

新中学1年生には、教科書の本文をまるまる覚えることをおすすめします。私も中1の時は、試験前に何度もCDを聴いて、試験範囲のキーセンテンスを暗唱できるように、また、いらない裏紙などに何度も文を書き写して、つづりを体で覚えるようにしていました。
東京外語大生は、英語を学びたての時、文法やつづりのルールで疑問に思うことがあっても深く悩まず、「そういうものなのだ」と受け入れたタイプの人が多いそうです。丸覚え学習法で、将来英語が得意になるかもしれません。

新高校1年生には、NHKのラジオの語学番組をおすすめします。「基礎英語」シリーズは中学生向けですが、実際にはなかなかレベルが高いので、中学で習った単語・文法のおさらいに加えて、使える言い回しなど新しい知識も身に付けられるはずです。英検の面接試験の対策や、高校留学の準備には、「英会話タイムトライアル」が良いと思います。
スマホをお持ちなら、公式アプリの「らじる★らじる」を使うと便利で、また、Webで「マイ語学」に無料会員登録すると、一週間遅れでストリーミングが配信されて好きな時に聴けるので、忙しい高校生にこそぜひ試していただきたいです。

 

菅原